9割が女性スタッフ、5割が子育て中

私たちの会社では、役員を除く28名の社員・アルバイトスタッフのうち、男性は1名で残りは全て女性です。また、その女性の約半数は子育てをしながら仕事をしています。(2015年9月現在)

意識的に女性だけを採用している、というわけでは決してないのですが、お客様視点の商品作りやサービスを提供するために女性(とくにママ)の視点がそのまま業務につながることや、店舗のお客様のほとんどが女性であるため店舗スタッフも女性中心、また、自社で運営している物流センターもフレキシブルに働く事のできる方を中心としているため扶養内勤務の主婦スタッフが多いこと、などが要因となり女性の多い会社となっています。

よく、雑誌やネットの記事で「女性を活用する」とか「女性を活かす職場作り」といった言葉を目にすることがありますが、少し違和感を感じます。

「会社」が「女性」を活用する、というニュアンスを感じたり、そもそも活かそうとしなければ女性は活きない、というように捉えられているようにも感じるのがその理由です。

当社にとって、女性は活かす対象でもなんでもなく、女性のアイディアや感性によって会社が支えられており、女性がいなければおそらく会社が機能しないくらいの存在であるわけです。
(とは言っても男性が必要ない、というわけではありませんが)

会社が成長する上で女性の力が必要不可欠だとすると、そこで考えなければいけないのが、女性(とくに子供がいる女性)が働きやすい環境、という部分です。子供がいる女性が働きやすい環境というのは、当事者はもちろんのこと、今はまだ結婚していない女性にとっても、将来を見据える上で価値のある環境であるはずです。

では、どうやったら女性が働きやすい環境が作れるのか?

具体的には色々な方法がありますが、最も重要なことは「経営者の理解」です。


小さい子供がいると、決められた時間しか働くことができないという「物理的制限」があります。
小さい子供がいると、突然熱を出して何日も仕事ができないという「突発的事象」が発生します。
そうした制限によって、会社の人に迷惑をかけてしまっているのではないかという「精神的負担」があります。
そして、小さい子供を預けながら働くことに対する「罪悪感」を感じてしまうこともあります。場合によっては、夫が、妻が働くことに対して不満を持っていることもあります。

そうした全ての事柄を、経営者が頭ではなく心でしっかりと理解できているかどうか。

外から見てどんなにすばらしい制度や仕組みを作ったとしても、その部分が欠けていたらおそらくその仕組みは十分には機能しないはずです。

当社の場合は、代表である私の第一子が0歳の時に子供服事業をスタートし、積極的に自らの子育てに関わってきたことや、初めて入社した二人の女性社員がともに、0歳の子供を保育園に預けたばかりのところから会社がスタートしていることから、自然とその状況を理解しながら成長してこれた部分があります。

ただ未だに「○○保育園から電話です!」という声が聞こえると、ドキッとしてしまいますが。。。
(その場合、ほとんどは子供が熱を出したため迎えに来てください、という連絡のため)

当社としても、制度や仕組みの面ではこれから取り組んでいかなければいけないことがたくさんありますが、まず大切なのは「理解すること」。最近子供が大きくなってきて、あの大変な日々を忘れつつあるので、自戒の念もこめて。


※写真の女性社員二人は会社を設立してすぐの2010年4月入社。共に0歳の息子を保育園に預けるところからスタート。その息子たちは今年小学生になりました。


代表取締役 齋藤貴史


Posted On 2015.09.24