ネットからリアルへ
アパレル店舗で実店舗のみを展開し、ネットショップは一切手をつけていない、というお店はここ最近極めて少なくなってきています。これは、ネットショッピングが生活の一部となってきた現在においては当然の流れと捉えられます。

一方で、ネットショップからスタートし、実店舗を展開しているお店というのは決して多くはありません。しかも、実店舗がうまくいっているお店となると、本当にごく一部しかありません。
ネットショッピングの市場規模が毎年拡大し、リアルショップの市場規模が毎年縮小している状況の中で、新たに実店舗展開に着手するのは決して得策であるとは言えないでしょう。

まして、固定費率の低いネットショップと固定費率が高いリアルショップではビジネスモデルが大きく異なり、固定費が増大するビジネスに新たに着手することは簡単なことではありません。

が、そんな中、2010年の設立以来ネットショップの運営を続けてきた私たちの会社は、2015年から実店舗展開をスタートしました。

なぜ実店舗?

理由は大きく二つ。

一つは「一人でも多くの方に私たちの商品を手にとってもらいたい」ということ。

実店舗の市場規模が縮小しているとは言え、まだ小売市場のEC化率は5%ほどで、95%はリアルで消費が行われています。今後その割合は変化していくとはいえ、ネットショップだけでは出会うことのできないお客様がたくさんいます。
とくに私たちのように、全く名前の知られていないブランドは、ヤフーで検索されることはほとんどありません。ニッチなマーケットに対しての商品であれば実店舗にチャレンジする必要はないかもしれません。しかし私たちは子供服アパレルの中でもある程度大きな市場を目指して事業に取り組んできています。だからこそ実店舗へのチャレンジが必要です。

そしてもう一つは「商品のクオリティーを大幅に高めていくため」です。

初めてネットで買った洋服がペラッペラで酷い品質の商品だった、という経験、ありませんか?

実際に商品を手に取れないネットショップの場合、品質レベルの低い商品を扱っているお店は決して珍しくはありません。実店舗では絶対に手にとってもらえないような商品も、キレイな画像で安い価格がついていれば、試しに買ってみるか、という気持ちで買われる方もたくさんいます(二度目はないと思いますが。。)
私たちの会社は決してそうならないよう、ネットショップであっても価格に見合った品質の商品を提供できるようこれまで努力してきています。しかし、リアルで長年ブランド展開してきて会社さんと比べるとまだまだ品質面の向上が必要なのも正直なところです。

だからこそ、絶対にごまかしの効かないリアルショップの場でもお客様に認められるよう、商品のクオリティーを上げ続けていく。そのための実店舗でもあります。

そして、ネット発のブランドだからこそできるネットとリアルの融合を推し進めていきたいと思います。

まだ見ぬお客様との新たな出会いを楽しみに。


代表取締役 齋藤貴史

Posted On 2015.09.10