セールが好きではありません


巷では冬物のセールがスタートし始めています。私たちGLAZOSの店舗でもセールが始まっています。


正直なところ、できればセールはしたくありません。


私たちの中では「商品価格を下げるセール=定価で買って下さったお客様への裏切り」と捉えているからです。


自分が買った商品が、買ってからそれほど時間が経っていないのにセールになっていてショックを受ける。多くの方が経験があることと思います。たとえ買ってから時間が経っていたとしても、自分が買った商品の値段が下がっている、というのは良い気分がするものではないと思います。



なので、私たちの会社ではブランド立ち上げ当時からセールをせずに済む価格設定をしてきています。


どういうことかと言いますと、一般的にアパレル商品というのは定価の30%程度の原価で商品価格が設定されています。2000円のTシャツの商品原価は600円程度です。


原価率が30%程度ですと、例え売れ残ったとして、最終的に50%オフにしても、40%の粗利益が残ります。

ですので、非常にわかりやすく言ってしまうと


「定価で買ってもらえたら利益がいっぱい取れてラッキー。50%オフにすればすごく安く見えるけど、それでも利益はある程度とれるからいいよね」


そんな価格設定なのです。あるグローバルブランドさんなどは、いつお店に行っても30%オフとか40%オフで販売されていたりします。もうなんのために定価があるのかよくわからない状態です。



そんな価格設定ではお客様に安心して買い物を楽しんで頂けない、と私たちは考えています。ですので、私たちの会社では、セールを前提とした利益の取りやすい価格設定にするのではなく、原価率を無理して高くしてでも販売価格を安くする、という価格設定をしています。


Tシャツの原価が「600円」だとすると、普通のアパレルブランドでは原価率30%なので販売価格は「2000円」程度になります。これがGLAZOSですと販売価格は1200-1300円になります。最初から、一般的な商品より30-40%程度安い価格設定です。かなり無理をして価格設定をしています(笑)



最終的にセールにするくらいなら、最初から安く販売してしまおう!そして、安く設定された販売価格でお客様に安心してお買い物をしていただこう!出来る限りセールはしないでおこう!



これが私たちの考え方です。



ただ、そうした取り組みの結果、巷がセールの時期になると私たちのお店の商品は欠品している商品がほとんどで買うものがない、、、という状況にもなってしまっております。


セール時期に限らず、サイズ欠品が多すぎる、というのが最近お客様から多く頂くご意見でして、課題として改善に取り組んでいる最中です。生産量のコントロールはアパレル業の一番難しいところでして、すぐにベストな状態に持って行くのはなかなか大変なのですが、いつお店に来ていただいても欲しい商品が見つけられるようなお店にしていきたいと考えておりますので、引き続き努力していきたいと思います。



最後になりましたが、2016年もGLAZOS及びS&Hをご贔屓にしていただき、誠にありがとうございました!2017年もどうぞよろしくお願い致します!




株式会社ハートフィール
代表取締役 齋藤貴史





Posted On 2016.12.26